†悪魔の王女様†
□第1ターン!
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〔主、なんで俺【クロ】なの?“黒”の神の“黒”?〕
「いや、ネ“クロ”マンサー・ブラッ“ク・ロ”ードの“クロ”や。」
〔よく思いついたね・・・。〕
そんな会話をしていると、鮎川が帰ってきた。
手には一枚の紙と鉛筆を持っている。
「あなた、決闘はできる?」
「あ、はい。一応は。」
「決闘に勝てば、あなたはこの学校の生徒よ。」
ニコリ、と綺麗に微笑む鮎川。
その言葉に目を見開く浪。
「え゛ぇ゛ぇぇ!?」
浪は色々な意味で目眩がした。
(でも・・・ちょっと嬉しいかも。)
「あの、相手は?」
そうなれば一番に気になるのは対戦相手。
もしかしたらまた知った顔かもしれない。
一方的にだが。
「イエローの誰かって言ってたわ。・・・立てるかしら?」
「はい。」
浪がベッド横に揃えられていた靴を履いている間に、鮎川はロッカーから鞄を出していた。
それは浪の鞄だった。
「ごめんなさい。少し、中身を見せてもらったわ。」
「いえ、別に・・・。」
「じゃあ、行きましょう。頑張ってね。」
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鮎川先生の性格がサッパリわからんorz
2008 12 27*SAT
2011 08 19*金曜日 修正