妄想 3
□パンダミックス
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猫「ルーピン!なぜ、やってきた!?」
狼「なぜって、ダンブルドアに呼ばれてきたから。」
リーマス・ルーピンがホグワーツにやってきた。同僚として。
リーマスの魔の手から、やっと逃れてきて古巣のホグワーツで、仕事をしているセブルス・スネイプ。
猫「…近づくなよ。」
狼「どうしてだい?ああ、そうか。生徒達にボクらの関係がバレるのが、イヤなんだ。そうだよね。」
猫「…そういうのではないが、過去の話しだからな。」
狼「えっ?今、付き合っている人がいるのっ?」
猫「そうではない。我輩の立場がある。」
狼「そうだよね。キミが受け身だなんて、誰も思わないよ。」
カップの湯気にふぅと、息を吹き掛ける。
猫「お前が、勝手にそうしたんだろう。」
狼「えっ?違うの。本当はセブルス、受け身はイヤなの?」
猫「そうではない。」
狼「そうかぁ〜。セブルスはされる方が良かっただなんて、今頃知ったよ。もっと早く教えてほしかったな。ねっ?」
ねっ?ではないと、キツくにらむ。
猫「そもそも……」
そもそもの始まり。
ホグワーツ時代の、学生だったころ。
鹿「セブルスを?」
犬「マジかよ?」
狼「そうだよ。」