妄想 4
□教えて!リドル君
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ここはいつも、平和なホグワーツ。
ハリ「おもしろいなぁ。」
グリフィンドールの談話室で、本を見ながらニヤニヤしている、いつかは英雄になる予定のハリー・ポッターがいる。
ハー子「ハリー、気持ち悪い顔してどうしてるの?」
ロン「……エロ本?」
少し興味のあるロン。
ハリ「エロ本じゃないんだなぁ。そんなの、子供の読むヤツじゃん。」
セブルスLOVEなので、女性のコトは興味がない。
ハー子「何よ?あっ!」
覗きこんだ。
ハー子「リドル君の日記帳じゃない!捨てたんじゃないのっ?」
ハリ「ムフフフ。リニューアル版なんだ。」
ハー子「リニューアルって何よ。どこから、手に入れたのよ。」
ハリ「ないしょ。」
企業秘密だった。
ハー子「貸しなさいよ。」
ハリ「やだよ〜。そうだよねっ?ロン。」
ロン「えっ?」
ハー子「なんで、ロンに振るのよ。」
ハリ「だって、もともとロンのやつだもん。」
ハー子「あの、変態からもらったやつ?」
そう、レッドリボン軍と名乗るタイガーマスクをした、オッサンから指名されてもらったヤツだった。
ハー子「どうして、私に渡さなかったの?」
ロン「…だって、ハリーが欲しいって夜な夜な…」
同室の特権だった。
ハリ「だって、欲しかったんだもん。」
ハー子「だから、呪いのようにロンに迫ったのね。」
ロン「まっ…待ってよぉ。なんか…勘違いしてない?ハーマイオニーぃ。」
ハー子「ロンは、アタシよりハリーを選んだの。」
そうではない。