妄想 2
□且喰い人
4ページ/9ページ
ルシ「いいじゃないか。一発や、二発ぐらいしてきたらどうなんだ?」
少し、お下品ですよ。ルシウス部長。
レギュ「身体を張って…スゴイ。」
意味が違うぞ。入社二年目のレギュラス。
猫「で、相手は…」
ベラ「一発、殴ってきたわよ。」
警察沙汰にはならないだろう。元は相手のバルーン業者が悪いのだから。
ルシ「まぁいいだろう。ベラ、企画を考えろ」
課長も席につく。
それから3時間。
アイデアがまったく出てこない。
ベラ「イヤになってきたね〜。いっそのことさ、デカい花火を一発打ち上げたら?」
ルシ「年輩の方々が多数なんだ。そんなことをしたら、心臓が止まるぞ。」
細心の気配りをする
さすが、且喰い人の部長。
猫「立食にすると、この時期はキケンですよね。」
アツイ時期。食中毒になる危険度100%
レギュ「じゃあ、動物を呼んでサファリっぽくするのは?」
弱肉強食。誰かが食われるだろう。
そして、陽が傾いていたのに気付いた。
ルシ「夕食は…吉牛にするけど…いいだろうな?」
ベラ「サラダもつけてよ。」
猫「我輩は、ポテトサラダだ。」
レギュ「了解です。ルシ先輩、たまごはアツイ時期は持ち帰りダメなんですよ。」