妄想 2

□且喰い人
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死喰い人を集合させる時の、合図だった。

猫「なっ、なぜ?」

社長のお怒りか?

呆然と収まるまで、見ている社員。


ルシ「…あっ、そうだ。社長に連絡を…」

ケータイを取り出すルシ部長。ふと、見てみると社長・ヴォルデモートが立っていたのだ。

ルシ「社長っ!!」

バルーン屋が来ないから、お叱りを受けるのは当然だ。ベラ課長を差し出すしかないと、高速のように頭のなかで言い訳を作成した。

ヴォル「これは、オレからのはなむけだ。天国で、楽しく過ごすんだな。」

空を仰ぎ、別れの言葉をつぶやいている。

ベラ「社長?どうして、こんな…」

ヴォル「生前、アイツが見たいと言っていたんだ。」

さすが、ヴォル様の友達。変わってます。

そして、参列客には拍手やすすり泣きをする人達がいた。

あの人らしい、見送り方だと喜んでいるようだった。





反省会。

レギュ「…まさか、アレが良かったとは。」

ベラ「本当だよ。アタシの苦労はなんだったのさ。」

ルシ「苦労じゃないだろ。業者を酔い潰すなんて…」

猫「まぁ…しかし、さすが社長。ここぞと言う時に、来てくださいましたね。」

結果オーライらしい
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