妄想 4
□教えて!リドル君
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ハリ「みてみて!教授は死喰い人なんだって。」
ロン「えっ!やっぱり、そうだったんだよ。アイツ、死喰い人のまんまだったんだ。」
ハー子「…萌えるわ。」
ロン「へっ?」
ハー子「愛し合う2人なのに、友情の為、任務の為に戦わなくては…」
ハリ「そう、ボクは愛する人と戦わなくてはいけないんだ。魔法界の未来を背負っているから。」
完全に、幸せな妄想へと旅立った。
ロン「ん?勉強しろ…ってさ。」
日記帳に文字が浮き上がってきた。
ロン「えっ!テストが近いらしい。ちょっと、ハリーどいて!」
ロンがリドル君の日記帳に、いつテストかどうか書いてみた。
>明日が確率的に高い。
ハリ「天気予報みたい。」
ハー子「なんのテスト?」
ロン「えー…っと。魔法薬学だってさ!最悪だよ。」
ハー子「別に?毎日、復習していれば、全然どうってことないわ。」
ハリ「バカだねぇ〜。」
ハー子「どうしてよ。アタシのどこがバカなの?優秀な成績で、教授に誉めてもらうの。」
ハリ「はは〜ん。フツーのストレートな考えだね。ボクは、最下位をとって、教授に個人的授業をしてもらうんだぁ〜。」
すべてが、教授の為。
ハー子「そんな計画、有り得ないわ。ロン、何をやってるの?」
ロン「あっ…テストの予想を立ててもらおうと思って…」
ハー子「そんなズルしなくてもいいの。」
ロン「じゃあ、ハーマイオニーが教えてくれる?」
ロン攻める!
ハー子「時間の無駄よ。」
無駄とあしらわれた。
今日もまた、ロンのアプローチは失敗した。