妄想 4

□教えて!リドル君
2ページ/3ページ


ハリ「みてみて!教授は死喰い人なんだって。」

ロン「えっ!やっぱり、そうだったんだよ。アイツ、死喰い人のまんまだったんだ。」

ハー子「…萌えるわ。」

ロン「へっ?」

ハー子「愛し合う2人なのに、友情の為、任務の為に戦わなくては…」

ハリ「そう、ボクは愛する人と戦わなくてはいけないんだ。魔法界の未来を背負っているから。」

完全に、幸せな妄想へと旅立った。

ロン「ん?勉強しろ…ってさ。」

日記帳に文字が浮き上がってきた。

ロン「えっ!テストが近いらしい。ちょっと、ハリーどいて!」

ロンがリドル君の日記帳に、いつテストかどうか書いてみた。

>明日が確率的に高い。

ハリ「天気予報みたい。」

ハー子「なんのテスト?」

ロン「えー…っと。魔法薬学だってさ!最悪だよ。」

ハー子「別に?毎日、復習していれば、全然どうってことないわ。」

ハリ「バカだねぇ〜。」

ハー子「どうしてよ。アタシのどこがバカなの?優秀な成績で、教授に誉めてもらうの。」

ハリ「はは〜ん。フツーのストレートな考えだね。ボクは、最下位をとって、教授に個人的授業をしてもらうんだぁ〜。」

すべてが、教授の為。

ハー子「そんな計画、有り得ないわ。ロン、何をやってるの?」

ロン「あっ…テストの予想を立ててもらおうと思って…」

ハー子「そんなズルしなくてもいいの。」

ロン「じゃあ、ハーマイオニーが教えてくれる?」

ロン攻める!

ハー子「時間の無駄よ。」

無駄とあしらわれた。
今日もまた、ロンのアプローチは失敗した。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ