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□going out in the snow〜rinoa side〜
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−あなたがそばにいるから、世界は美しく見える。
久々にｽｺｰﾙの休暇がとれた。こんなに嬉しいことはないよ。ずっと前から約束していたデートは何回も行くﾁｬﾝｽがあったけどそんな時に限って彼に任務のよびだし。ｽｺｰﾙは申し訳なさそうな顔をして｢…ごめん。｣と一言言い残して任務に出かけるけどしょうがないよね。お仕事だもん。でも…頭では分かっているけど心がついていかないっていうのかな。１人残された私はいつもｱﾝｼﾞｪﾛを抱きしめて涙をこらえていたんだ。
私は魔女。魔女ﾘﾉｱ。だから…１人でガーデンを出ることは許されない。必ずAﾗﾝｸ以上のSEEDがついていないと外出はできなかった。この規定はさすがにつらいけど…わたしには仲間がいる。気をつかって少しでもわたしを外に連れ出してくれる心優しい仲間が。みんなの時間を削ってわたしのために力を尽くしてくれるのは気が引けちゃうけどでもとてもありがたかった。特に一番愛しい人と外に出るのは。