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□王様ゲーム〜ff8・10周年記念作〜
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「それでは…アーヴァインのSeeD正式就任を祝って…」

「かんぱーい!」


ここはゼルの個室部屋。短い脚の机には所狭しと飲食物が並べられており、それを囲むようにしていつものメンバー6人が座っていた。


「いや〜みんなありがとう!」

本日の主役、アーヴァイン・キニアスは少し照れた様子で頭をかいた。

アーヴァインは元々SeeDではなかったが魔女戦争の功績を讃えられてSeeDとして任務を遂行していた。しかしアーヴァイン自身その状態を好ましく思っていなくて、あらためて筆記試験を受けたのだった。
その結果は見事合格。これで堂々とSeeDを名乗れるようになったわけだ。

そして彼らはSeeD就任式後に飲み直すためにゼルの部屋につまみや酒などを持ち込んだのだった。
全員SeeD服から私服に着替え、各々好きな酒を飲み始める。堅苦しい雰囲気から解放され、穏やかさが漂っていた。
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