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□Two As One
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「…ラビ」
「ん?」
「僕のこと、どう思ってます…?」
「へ?」
きょとん、としてアレンを見つめると、その顔は真っ赤に染まっていて。
「…言ってくれたら、許してあげます//」
「アレン…」
俺がアレンを、どう思ってるか。
そんなの、決まってる。
「…愛してるさ、アレン」
だれよりも、なによりも。
俺の未来も、命さえどうなっても構わないと思う程愛しい君と、またこうして触れ合える幸せ。
「―これからも、一瞬に居ような」
「…おいてかないでくださいよ?」
「ん。もうしないさ」
二人一瞬じゃなきゃ、意味ないもんな。
ニッコリと笑うと、アレンも笑顔で頷いた。
どっちか、じゃ意味が無い。
自分が死んだら悲しむ人がいることを、忘れちゃいけない。
絶対に、二人一緒に生き抜こう。
来年も、その次も。
またこうして、笑い合っていたいから。
fin.