↑new

□Two As One
2ページ/3ページ



「…ラビ」

「ん?」

「僕のこと、どう思ってます…?」

「へ?」


きょとん、としてアレンを見つめると、その顔は真っ赤に染まっていて。


「…言ってくれたら、許してあげます//」

「アレン…」


俺がアレンを、どう思ってるか。

そんなの、決まってる。


「…愛してるさ、アレン」


だれよりも、なによりも。

俺の未来も、命さえどうなっても構わないと思う程愛しい君と、またこうして触れ合える幸せ。


「―これからも、一瞬に居ような」

「…おいてかないでくださいよ?」

「ん。もうしないさ」


二人一瞬じゃなきゃ、意味ないもんな。


ニッコリと笑うと、アレンも笑顔で頷いた。









どっちか、じゃ意味が無い。

自分が死んだら悲しむ人がいることを、忘れちゃいけない。


絶対に、二人一緒に生き抜こう。




来年も、その次も。


またこうして、笑い合っていたいから。





fin.


次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ