collected poems+
□Obstruct Glass
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この手を伸ばしても触れられない
こんなにも近くに感じるのに
全ては硝子に遮られる
幾ら願えど叶わない恋に
消えることの無いメランコリー
絡まる想いだけを寄せ集めて
せめて仮想世界に生きることが許されたなら
君と共に現在を忘れられたかも知れないのに
目が眩む光がまたこの身を現在へと連れ戻す
時や次元を越えそうな程に
こんなにも君を想っているのに
全ては硝子に遮られる
幾ら願えど叶わない恋に
芽生えないコメンスレート
選ばれない故に想いを寄せて
せめて仮想世界に生きることが許されたなら
君と共に現在を忘れられたかも知れないのに
目が眩む光がまたこの身を現在へと連れ戻す
いつか目覚めた美しい君が微笑みかけるのは
触れることも出来なかった僕ではない誰かで
現在へと連れ戻すのは塗り潰したメンディシャス
だけど結局この想いは胸に残る
その想いは幾つもの鍵をかけて埋めてしまおう
衝動に身を任せて君を壊さないように…
心の底で 独り 願いながら