collected poems

□R&G
1ページ/1ページ

未だ夜明けの来ない時間に
渇いた部屋で潤う夜

理性を崩す愛撫を繰り返せば
喘ぐ君はあの人じゃないけれど

空白を埋めるように君を求めた
純粋な恋をしてる君に内緒で

闇を貫く槍に 歓喜する君の声を聞く度に胸が痛む
未だこの罠に気づかないなら
今はこのままで

衝動的な愛は型を求めず
ただ、この心の穴を塞ぐピースで

柔らかな肌は赤く染まり上がり
血と涙が流れては拭われてく
闇の急所を貫いた時に
君は酷く叫んで眠りにつくさ

闇を貫く槍に 歓喜する君の声を聞く度に胸が痛む
未だこの罠に気づかないなら
今はこのままで

嘘と真実の淵で揺れる心
君が気づいた時は遅すぎるよ
もう戻れない関係の中で作った傷に 涙を染み込ませ
今はこのままで

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ