collected poems

□TEAR'S HUG
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傷付いた君の心を
表すように震えた細い肩
怯えた瞳で僕を見上げた
不安と恐怖が混ざり合う瞳で

君の過去は過ぎてしまった時間さ
だから、これからもう一度
今度は僕が誓ってみせる
君を裏切ったりはしないと

大切で失いたくないモノは
すぐ傍にあると感じた
君の全てを失いたくなくて
その細い肩を 拒む腕ごと掻き抱いた

何も解らないままでも
何となく感じてくれればいい
どうすれば君が癒せる?
手段は分からない僕だけれど…

同じ過ちを恐れて泣き出して
不安に飲み込まれていく
今こそ僕が誓ってみせる
二度とそんな想いはさせないと

大切で失いたくないモノは
すぐ傍にあると感じた
君の全てを僕に委ねて欲しい
疑心暗鬼のままでもいい だから
いつの日か確信させる
あの想いは胸に沈めていて
可哀想な君を 涙ごと掻き抱いた

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