collected poems

□神―imitation―
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全ては0から始まる世界で
人が生まれ、進化してゆく
争いが絶えぬ世界でいつの日か
産まれた偶像が争いを増やし

誰の目が神を見たというのか (仮に見たとしても 見たという確証は無い)
誰の夢に神が現れたのか (仮に出たとしても それはただの妄想だろう)
信じて欲しいのならば 偽り無しでココに連れてきてよ
無理だというのならば この画面に映すこと位してみて

今も続く「誕生」と「消滅」で
神も産まれて死んでゆく
所詮は人の手で創り上げられた
理想の妄想を押し付けた「神等(彼等)」を
信じろと言う 無謀な罠に気付いて

顔さえも知らない神の名前は
遥か、昔の歴史の中でさえ
一部の人の間で息づいてた

誰に神の声が聞こえたのか (仮に聞こえたとしても 幻聴かも知れない)
誰の前に神の奇跡が起きた? (悲劇的な末路を免れただけの偶然)
信じて欲しいのならば 偽り無しでココに連れてきてよ
無理だというのならば それは愚者の虚言でしかない

今も続く「誕生」と「消滅」で
神も産まれて死んでゆく
所詮は人の手で創り上げられた
理想の妄想を押し付けた「神等(彼等)」を
信じろと言う 無謀な罠に気付いて

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