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□廻逢
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酷く冷えた此処は とても寒くて
温もりを忘れて 息も凍りそうで
言葉も忘れて ただ貴方を待つ

消えた喉では声の一つも 絞り出せず
愛の言葉も既に忘れて 今ではもう
あの時の想いだけで

枝垂桜と柳の向こうで貴方を待ってる
この花びらが散って この木が朽ち果てたなら
貴方は気付いてくれるでしょうか?
もし 二度と廻り逢えないのならば
冷たい土の下で眠る私を消して

酷く冷えた此処に 貴方は居ない
温もりを忘れて 息も凍りそうで
言葉も忘れて ただ貴方を待つ

消えた脳では過去の一つも 思い出せず
愛の言葉も既に忘れて 今ではもう
あの時の想いだけで

枝垂桜と柳の向こうで貴方を待ってる
この花びらが散って この木が朽ち果てたなら
貴方は気付いてくれるでしょうか?
もし 二度と廻り逢えないのならば
冷たい土の下で眠る私を消して
枝垂桜と柳の向こうで貴方を待ってる
この終わらない悪夢と想いが消えたのなら
貴方は気付いてくれるでしょうか?
もし 二度と廻り逢えないのならば
冷たい土の下で眠る私を消して

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