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□Hecatomb a Noise
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何の為に生かされるのか分からない時代に
背負う罪は重く全てを捨てる事も出来ず
権力に跪いて命を乞う理由は
未だに捨てられない希望を抱いていたから

雑音で遠ざかる君の声は
大虐殺の果てに消えて
暗い空の下で祈る想い
堕落した先で見つけるものは

耳を塞ぎたくなるような声の中
希望を探しつづけ闇に溶け込んだ
明けぬ夜と沈まぬ夕陽で染まる
掠れた声で叫ぶ解放の声

自由を封じられた大衆は狂いだし
幻覚の果てに全てを失ったけれど
消費されてゆく魂を君は知らない
吐気のするこの場所に君は何を思う?

雑音で遠ざかる君の声は
遥か彼方の果て、全て消えた
暗い時の下で祈る想い
偽りの理由はもう要らない

耳を塞ぎたくなるような声の中
希望を探しつづけ闇に溶け込んだ
明けぬ夜と沈まぬ夕陽で染まる
掠れた声で叫ぶ解放の声

この腕で掴む絶望はいつの日か
消えて悲しみとなり胸に刻まれる
明けた夜と沈んだ夕陽で染まる
掠れた声で叫ぶ解放の声

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