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□Cry
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身体は空から降り注ぐ毒に蝕まれ
死に絶えた地上で独り立ち尽くしていた
黒い雲の隙間から射す一筋の光
未だに分からない正義が重い罪になり

この声が届く場所に君が居たのなら
心の中で全てが水に流された筈
なのに、見えたのは横たわった肉体で
この丘の向こうを見ても君はもう居ない

時の流れで狂いだしてしまいたいけれど
中途半端に残る自制心が邪魔をする
もう全てが毒に蝕まれ崩れていくよ
最後の声が出なくなるまで泣き叫んだ

この声が届く場所に君が居たのなら
心の中で全てが水に流された筈
なのに、見えたのは横たわった肉体で
この丘の向こうを見ても君はもう居ない

時の流れで狂いだしてしまいたいけれど
中途半端に残る自尊心が邪魔をする
何処からか聞こえてくる歌声が悲しくて
最期の時が過ぎていくまで泣き叫んだ

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