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□仮面舞踏会
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薔薇のように美しく着飾り 鏡の前で微笑む
粗末で醜い素顔を隠し 銀の仮面を被る
煌びやかな空間に広がる香水のかおり
上品に着飾り優しげな笑みだけを浮かべ
天使の皮を被る醜いだけの獣達
女達は奪い合うように愛を求める
棘の指を絡めて優しく抱き寄せ
闇と光に照らされ踊り続ける
仮面の下の姿は決して見せずに
ただ他人の機嫌だけを上手く取る
感情を押し殺し固めた嘘は
醜態を隠すための赤いドレス
涙のようにグラスへと注がれ 飲み干されていく美酒
仄かに赤い唇と共に 増していく本能達
煌びやかな空間に広がる偽りの言葉
上品に着飾り優しげな笑みだけを浮かべ
天使の皮を被る醜いだけの獣達
男達は奪い合うように富を求める
棘の指を絡めて優しく抱き寄せ
闇と光に照らされ踊り続ける
仮面の下の姿は決して見せずに
ただ他人の機嫌だけを上手く取る
感情を押し殺し固めた嘘は
醜態を隠すための赤いダンス