+collected poems+

□ヒバーナム・ティナス
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窓辺に佇みながら 雨の降りしきる外をずっと眺めていた
灰色の空から落ちる雨は まるでこの涙の様で

この声は届いているの?こっちを見てよ
そう囁いても向かない瞳

叫んで届く位地に貴方が居ればいいと思いながら叫び続ける
どうか「こっちを見て」と
けれど気づかない貴方は瞳を閉じたまま
どうして?傍に居るのに 気づいてくれない
その瞳は閉じられたまま、冷たい指先に触れた

窓辺に佇みながら 雨の降りしきる外をずっと眺めていた
鳴り止まないこの鼓動が 止まればいいと思っているよ
本当はこの手を繋いで一緒に逝ってしまいたい

この声は届いているの?こっちを見てよ
そう囁いても向かない瞳

叫んで届く位地に貴方が居ればいいと思いながら叫び続ける
どうか「こっちを見て」と
けれど気づかない貴方は瞳を閉じたまま
どうして?傍に居るのに 気づいてくれない
その瞳は閉じられたまま、冷たい指先に触れた

窓辺に佇みながら 雨の降りしきる外をずっと眺めていた
灰色の空から落ちる雨は まるでこの涙の様で

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