+collected poems

□矛盾恋愛
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例えば誰も居なくて、孤独に浸る時
理由もなく涙が流れる事もあるだろう
独りという小さな存在に怯えた 躰震わせ
泣き叫ぶ事も有り得るかも知れない

君を覚えているのは 毎日の積み重ねで覚えたから
心見えぬこの空の下で その笑顔が涙に濡れる時

愛したい、愛せない 何故だか教えて
君を好きだと思うのは偽りの感情?
抱き締めたい そう思うけれど
それすらも拒んで下げられる腕
矛盾に沈む 静かな夜に

例えば君も居なくて、孤独に浸る時
理由も解らずに涙が流れていくだろう
君という大切な存在が消える事を 恐れて
消えそうな夜も有り得るかも知れない

裏切りを恐れてる 微かに見えたあの残像
過去の傷跡が消えない 再び痛む傷跡は癒えない

愛したい、愛せない 何故だか教えて
君を好きだと思うのは確かな感情?
上面だけの 愛が怖い
それを深める事をしたくはない
愛したい、愛せない 何故だか教えて
このまま“あの頃”に掻き消されていくだけなの?
恐れ裏切りで 動かない
愛せない、愛したい 何故だか教えて
君を抱いてすぐに眠りたい
矛盾に沈む 静かな夜に

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