クラップ倉庫

□もしもテニプリ4!
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□■もしも跡部がPTAのお母さんだったら■□



いつも平和な庭球学園
そんな庭球学園で今日は二者懇談が催されておりました…



『お子さんを甘やかしてはなりませんよ、跡部さん。』


跡「んまっ!んまっ!!」


『自立などを意識させなくてはいけないのです。』


跡「よそはよそ!うちはうち!!鬼は外!福は内!!」


『時期違っ…!ていうか、それではどうにもなりません!!』


跡「ウルトラマンは私の夫よ!!」



この人、頭が…!



『いや、それはどうでもいいんですけど。』


跡「んまっ!んまっ!!んまっ!!!!」


『跡部さん。お子さまの家での様子などはどうなんですか?』


跡「常にゲーム、たまに読書してますわ。」


『読書、ですか?』


跡「えぇ。」


『例えばどんな本を読んでいるんですか?』


跡「ヤッターマンよ!」


『漫画じゃないですか。』


跡「何を言っているの!あれには愛と希望と夢と内臓が詰まっているのよ!!」


『イヤですよ、そんな漫画。』


跡「心臓とかドクドク動くのよ。」


『もうある意味心臓ドクドクですよ。』


跡「あとは…アルバム。」


『アルバム?!』


跡「あの頃は若かったのに…と言いながら見てるわ。」


『オヤジか!』


跡「あーん?」


『ごほんっ。いえ、すいません。』


跡「ていうかー、ぶっちゃけ全部嘘です。」



死ねばいいのに。



跡「ウルトラマンとか嘘なんで。」


『そんなの知ってますよ。』


跡「んまっ!んまっ!!んまっ!!!んまっ!!!!」


『いや、信じてると思ってたことに嘘だと信じたいです。』


跡「う、う、嘘よ!」


『…次の宍戸さぁぁぁぁぁぁぁん!』



とりあえず、この後文句の電話が数えきれないほどかかってきた。


なんて暇なんだ、とか思ったことは秘密である。



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