クラップ倉庫

□もしもテニプリ4!
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□■もしも柳蓮二がヲタクだったら…■□



『蓮二!』


柳「なんだ、お前か。」


『あのさー…もうすぐ卒業だよね。』


柳「そうだな。悲しいのか?」


『はあ?!そ、そんなわけないじゃん!!』


柳「強がるな。お前は、寂しがり屋さんだからな。」


『れ、蓮二…!』



なんやかんや言ってきたけどやっぱ、私は蓮二が大好きなのかもしれない!

恋愛感情とかではなくて本当に純粋な友情とかで。
こんなにワイワイできるのはやっぱ蓮二だけだし…!!


すこし感傷的になっているとふっと蓮二が笑った

かすかな笑い声を聞いて、少し伏せ気味だった顔をゆっくりあげる



柳「サチコ…お前と離れるのは非情に惜しい…!!」


『コンチクショオォォォォォォォォオ!!てめっ!ふざけてんじゃねぇぞ?!』



結局お前は、そのフィギュアか!
私の感動を返せ!バッキャロー!!


もう、忍足と柳生と一緒にアニメイトへ行ってこい!
そんではぁはぁしてこい!!

いっそのことコミケに参加までしてこいっ!
お前の仲間はたくさんいるから安心するがいい!!



柳「サチコはかわゆくてかわゆくて…食べちゃいたいっ!!」


『おまわりさぁぁぁぁぁぁぁぁん!ここに変態がいますっ!!』


柳「何を言うか!変人と言え。」


『黙れ。』


柳「いいか、サチコを舐めるんじゃねぇ。」


『舐めたくねぇよ。触りたくもねぇよ。』


柳「ばっ、お前、この価値がわからないのか?!」



ムカついたので、蓮二が持っていたフィギュアを無理矢理奪いごみ箱にナイスインしてあげました。

私、かなりいいスローしてたなっ!!
野球部に入ろうか…テニス部マネなんてやめてさっ!!

私が、自画自賛に浸っていると急にぺたっと地面に足をついた、蓮二はオロオロとハンカチを噛み締めている


はっきり言おう!




キ・モ・イ!!



柳「この価値がわからないくせに…!!」


『はあ?価値がわかるも何も、こんなもんガラクタ!捨てたら全てゴミ!!わかったか。』


柳「ふざけるなっ!お前、オレがどれだけの期間をかけてこの限定サチコを完成させたのか…知っているのか?!」


『知らねぇよ。』


柳「部活を休んでまで作ったのに…!」


『この前からの欠席理由はそれなのかよ。』


柳「やべっ!ばれちまったもんはしょうがねぇ!!」


『あんた、誰だよ。』


柳「こうなったら…、」



何か最終兵器でもあるのかと少し私が、たじろくとだいたい同時ぐらいにいきなり蓮二が手を前に差し出してきた。

どっから現われたのかわからないが、私の目の前にはなぜか魔女っこ蓮二くんが一人

何プレイだ、これは。



柳「ロジャードはテエキヨクオキ!!」


『…は?』



初めて人をぶっ殺したいと思いました。


そんなことを思っていると急にドアが開いた



「え、なんかごめん…先生、お前にそんな趣味があったなんて!柳、頑張れよ。」


柳「はい!先生!!」



私は、今から人一人吊しても大丈夫そうな縄を買ってきます。



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