オール短編A

□流星群ラジオ
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獄「話は変わるが、害鳥除け。」

カ「うん、カカシね。」

獄「酒強くなるにゃ、どうしたらいい?」

カ「あ、一応気にしてたんだ。」

獄「ったり前だろ。
隊長の右腕を目指す俺としちゃ、真っ先に潰れるなんざ恥以外の何ものでもねえ…」

カ「大丈ー夫。
恥ずかしい奴が、もっと他に居るから。」

獄「あの天パは、はなっから論外だ。
だが、まぁ……せめて天パ以上に呑める様に為りてえな…」

カ「なら話しは簡単だね。
今日から毎晩、隊長の晩酌に付き合ってくれば確実に半月で強くなるよ。」

獄「死ぬわ。」

カ「死なない死なない。
それに肝臓死に掛けても、卯ノ花隊長が居るから万事問題なし、」

獄「大有りだろ! 苦手だって言ってんだろーが!」

カ「それくらいのリスクを負わないと、呑めるようには為らないんじゃない?」

獄「…もっと色々楽な方法はねーのかよ」

カ「んー、キミって元々アルコールに弱いしねえ……あ、イイ方法思いついた。」

獄「あ?」

カ「技術開発局、」

獄「却下!!」

カ「せめて最後まで言わせてよ。」

獄「ンな滅びの呪文、誰が言わせるか!
究極の最終手段じゃねえか! 俺に死んでほしいのかテメーは!?」

カ「贅沢な上に文句多いなぁ…、どうしたモンか。」

獄「…ダメだ、コイツ当てになんねえ。
このラジオ聴いてる視聴者共、テメェ等だけが頼りだ。
酒に強くなる方法を知ってたら連絡くれ。
宛て先は、」

カ「私用で使うなっての。」





【♪〜 ♪♪〜】





獄「…あ? なんだ、コレ?」

カ「あ、エンディング。」

獄「早ッ!! え、もう終わり!?」

カ「結局ラジオらしい事ってお便りだけだったねぇ…隊長にドヤされそう。
あ、お便りくれた匿名希望さん? ドーモありがとね〜」

獄「つか、ラジオらしい事って…
この無茶ブリ企画を、どう進めていきゃイイんだよ。 一寸先は闇だぞ?」

カ「エンディングで言う台詞じゃないよね。 まぁ、同感だけど。」

獄「そこら辺もメールで聞いてみっか?
ラジオ進行の基本とか、やってもらいてぇ新コーナーとか。」

カ「イイね、それ。
じゃ、ラジオ聞いてる皆ぁ〜?
やってほしいコーナーや、俺達個人への意見とかがあったらお便りしてね〜?
獄寺、これ読んで。」

獄「またかよ。 えぇっと…
宛て先は、サイトの各場所に設置してあるメールフォーム。
もしくは拍手ボタンから、「流星群へ」と記載して送ってくれ。」

カ「ハイ、よく出来ました。
皆のお便り、待ってま〜す♪」

獄「…何だかんだで、今までより一番ラジオらしく出来たんじゃねえか?」

カ「だねぇ、グダグダだけど。」

獄「次回の進行は誰がやんだ?」

カ「さあ? 毎回くじ引きで決まるし。」

獄「俺もうヤダ。」

カ「俺はお前とやるのがヤダ。」

獄「そりゃ、コッチの台詞だ!!」

カ「あ、もう閉めてって。



ハイ! ココまで聴いてくれて、どうもアリガトね〜♪」

獄「ッチ!……次回の放送は未定だが、まぁ魔が差したらまた聴いてくれ。」

カ「じゃあ、今回はコレにて終了!
お相手は羽田家カカシと〜、」

獄「獄寺隼人でお送りしました。」

カ「まったね〜♪」





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