小説

□挨拶
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「外国ではキスがあいさつなんだってー」


律が今日最初に言った言葉がこれだ。


何を言い出すと思えば…



無視するのも可哀想だし軽く返事をする。



「それがどうかしたのか?」




「私らもあいさつキスにしよーぜ!!」




一瞬何を言ってるのか理解不能だった。






「Σはぁッ!!?こ、ここは日本だ!!外国じゃないから挨拶は普通でいいだろ」





私の言葉はむなしい事に律は耳にしていない。




それどころか顔がだんだん近付いて…




チュッ





可愛らしいリップ音が響いた。






律は顔を真っ赤にしながら私を見つめニカッと可愛く笑う。





「えっへへ♪」




「ば…ばか…っ///」





こんなんが会うたびにやってたら…
私の心臓がもたないじゃないかッ!!////














end
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