黒琴
□02.
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佐天さんは言った。
――御坂さん、白井さんの事好きなんですよ。
私が…黒子を…?
あ、あ…ありえない…
「や、やだなぁ佐天さん、そんな冗談をっ」
『自覚したらどうですか?』
「…自覚も何も、私黒子の事なんか…ガチャ「お姉さまー?」」
「やばっ!!ごめんっ黒子来たから切るね!!」
ガチャンッ プー…プー…
「…あ、切れた。…御坂さん素直になったらいいのに」
「お姉さま?誰と話してましたの?」
「え、…あっ…ま、間違い電話!!間違い電話がかかってきたの!!ホント困るわよねぇー!あは、あはははー…」
「…間違い電話のわりには楽しそうに話してましたが…?」
「き、気のせいじゃないかしら?あ、私お風呂いってくるから!」
「…何をそんなに急いでらっしゃるのかしら…?」
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