黒琴
□04.
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「いたた…、突然なんですのお姉さま…」
「……かないで…」
「…へ？」
「どこにも行かないでよぉ…っ」
訳も分からず、私は黒子にしがみついて泣いた。
自分でもよくわからなかった。
見えないけどたぶん黒子は困った顔してるだろう…
「何だか今日のお姉さま、少し変ですわね？ですが、どんなお姉さまも好きですわよ！」
「私も…黒子好き…」
「……へ？」
あ。
まずったぁああ!!!
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