黒琴
□05.
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『告白でもしたんですかぁー?』
電話の向こうから初春さんではない聞き慣れた声が入った。
『うぃっす御坂さん』
「あぁ、佐天さん!!佐天さん、初春さんと一緒にいたんだ」
『暇だから風紀委員のジャマしにきたんですよー。で、そんな事より何があったんですかー?』
きゃいきゃいと佐天さんは一人場違いなテンションで騒いでる。
どうしよう ついてけない。
まぁこのさいだし二人に話す事にするか…
「私、黒子に告白的な事しちゃってさ…」
『『……………はい?』』
二人の声がきれいにハモったと思えば、黙り込んでしまった。
『あの…え…み…み…御坂さんんんッ!?それはどどどういう事ですかっっ!!?』
『おおお落ち着いてからでいいんでお話聞かせてくださぃいいッ!!!』
「ちょ、初春さんこそ落ち着いて…。…あの、実はね…――――」
私はさっきあった事全てを二人に話した。
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