黒琴

□18.
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夕方。



風紀委員の仕事がもうすぐ終わりそうだから公園で待ってて、と黒子から電話があった。



ぼーっと空を見上げて黒子を待ってると、


「おー、御坂何してんだ?」



「…あぁ、アンタか…」



アイツ、上条当麻が私に近づいてきた。



この前黒子を私から奪おうとしたくせに馴れ馴れしいわね…


コイツが黒子狙ってたなんて意外だわ。



まぁ黒子可愛いから仕方ないけどさ…///



「アンタこれ以上近づいたらビリビリくらわすわよ」



「ちょ、ビリビリだけは勘弁して下さいよ!!…あ、もしや白井とろうとしたのまだ怒ってる?」



「…別に。よくよく考えてみたらアンタみたいな冴えない男に黒子がついて行くわけないしね」



「な、冴えない…っ!!?御坂さんさすがに上条さんちょっとショックですよ」



「それから、黒子にはもう近づかないでくれるかしら?」



「へいへい。ビリビリほんと白井の事好きだなぁ」



「あ…当たり前でしょっ!!///」



アイツがいきなり変な事言うから顔が赤くなった。



でも…ほんとに黒子の事好きだしさ…










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