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「忘年会しませんの?」
黒子の一言により、固法先輩の計画によって風紀委員で忘年会をする事になった。
さすが先輩、黒子の要望には全力で取り込むのね…
と、いっても支部で行うミニパーティーみたいな忘年会だが。
関心しつつも唖然としてしまったが、黒子に忘年会を誘われ部外者の私が参加する事にした。
支部につくともう始まっていてなんだか賑やかで騒がしかった。
部外者は私だけでなく佐天さんもいたのでちょっと安心
……なんてできるものか。
あたりは異様なテンションでついていけないし、未成年なのにお酒飲んじゃったりして…。
「ういはるーっ!パンツの下は何色かなぁー?」
「きゃああ!?パンツずらさないで下さいぃいいぃいいい」
特に佐天さんがやばい。
もはや手のつけようがない。
なんだかこういう空間は苦手かも…
でも、そう感じてたのは私だけじゃないみたい。
「お酒くさいですの…」
「大丈夫?黒子」
平気ですの、と言った黒子の表情はあまり大丈夫には見えなかったのだが…
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