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□43.
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それはいつものように黒子と馴染みのファミレスで他愛もない会話をしてた時の事、



「やぁ」




木山春生が現れた。




思わず口に含んでいたコーヒーをぶちまけた私と、パフェをすくってたスプーンをテーブルへ落下させた向かいにいる黒子。




な、なんでこいつがこんな所に…!!?




「隣に座らせてもらうよ」



「え、ちょ…」



返答も聞かずにあつかましく私の右隣に座ってくる。



何が目的なのか見えないし、やたらと距離が近いのが気になる…。



「いやぁ今日は涼しくてありがたいな」



「…そりゃ冬ですもの…。何なんですかいきなり現れてわたくしとお姉さまの愛の時間を邪魔して…」




「久々に会ったのに冷たいんだね君は」




見せつけるように私に接近する木山を見て、これでもかというくらいスプーンを曲げる黒子。



機嫌がますます悪くなった事がわかる。




にしても…突然でてきて私にこの態度って………



何考えてるのかしら…


















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