〜†offrir de tableaux†〜
□『クローバーの招待状〜ハート城編〜』
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『クローバーの招待状〜ハートの城Ver〜』
【10000Hit感謝&クロアリ発売カウントフリイラ】
《クローバーの招待状シリーズ・3ヶ月前編》
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『
「ようこそ、ハートの城へ!
あなたなら、きっとここを選んでくれると思っていましたよ。
僕に会いに来てくれたんですよね?
嬉しいです……!
」
「ははっ、何言ってるの?ペーターさん
彼女は俺に会いに来てくれたんだよ?
来てくれてありがとうな!
俺も君に会いたかったよ
」
「
はっ!何を言い出すかと思えば………………。
エース君、寝言は寝てから言いなさい
」
「
寝言?
やだな〜、俺は本気だよ?
彼女と一緒にいたいんだ
」
「
!! 彼女は僕と一緒に過ごすんです!!
あなたは引っ込んでて下さい!!
ほら!あちらが城門です!
いつもみたいに迷子になっていなさい。
しばらく帰って来なくていいですから!
あなたの仕事なら、王に代わりにやらせます
」
「
えーっ、ひどいぜペーターさん!!!
彼女を一人占めするなんてずるい!
」
「
狡くありません。
運命……………そう!これは運命なんです!!
僕と彼女が出会ったのも、彼女がここに来てくれたのも、全て
運命
です!!
ね、あなたもそう思いますよね!?……………って、え!?
何処に行くんですか?
……帰る?
そんな、ひどいですよ!!
僕、あなたが来てくれてすごく嬉しかったのに………
」
「
あーあ、ペーターさんが気持ち悪い事言うから彼女怒っちゃったよ
」
「
何を馬鹿な事を……。
あなたが彼女を不愉快にしたんでしょう?
待ってて下さいね!今すぐにこんな迷子は始末……………………
……………え、違う?
僕たちが?
」
「
喧嘩するのがダメって?
やだな〜喧嘩なんてしてないよ?
俺は
」
「
………その言い方だとまるで僕が一方的に絡んでるみたいじゃないですか
」
「
え?だってそうでしょ?
」
「
違いますよ!僕と彼女の甘い時間を邪魔しようとしてるのはあなたでしょう!?
」
「
ははっ、俺は邪魔なんてしないよ?
彼女は俺のものだしね
」
「
………今すぐその口、封じますよ
」
「
はは……出来るとでも?
」
「
口の減らない男ですね……………。
って、え!?
」
「
このまま仲が悪ければ2度と城には来ないって?
」
「
………あなたがそう言うのなら
」
「
君がそう言うなら
」
「
こんな学習能力皆無な迷子なんて死ぬほど嫌ですけど
」
「
こんなウサギ耳の男なんて気持ち悪くて死んでも嫌だけど
」
「
………………………………
」
「
………………………………
」
「
今日
だけ
は仲良くしますから、ですから、帰るなんて言わないで下さい、ね?
」
「
俺たち君を精一杯もてなすからさ
」
「
だから
」
「
ようこそ、
ハートの城へ!
」
』
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【P.2→2人のUP.Ver】
【P.3→ペーターUP.Ver】
【P.4→エースUP.Ver】
【P.5→ペーター文字加工.Ver】
【P.6→エース文字加工.Ver】
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