風が吹き
潮の匂いを運ぶ
波の音は
いつまでも耳から離れない

今も尚
消えたはずの
潮の匂いは鮮明に残ったまま


あの時
自分の身が
孤独であることを
初めて知った


そして
あなたが目の前に立っていることを知る








再び
潮の匂いは蘇り

自分は
孤独ではないことを
知り始める






 

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