短い夜

□幽霊
2ページ/3ページ




「帰ろうぜー」



「あ、荷物教室だから取ってくるな!!」






少年が二人、放課後の学校にいた。



その内の一人は教室に向かった。






「ん?なんだこれ?」



机の中には古びた紙が入っていた。



字が書いてるが、掠れて見えない。






「まだかー?」



「アッと!!待て待て!!」



少年は紙を鞄に突っ込んで教室を出た。






紙に書いてあった文字。













「好きでした」



という




1億年前のラブレター。
















.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ