「スーパー部門改革と企業全体改革への道」
□若年層対応の業態開発
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【近隣スーパーで若い世代が求めていること】 (100名アンケート調査)
@お弁当類に使う商品が常に安い(冷食・玉子・ウインナーなど)
A冷凍食品が常に低価格
B安くてボリュームがあるもの(肉や加工品など)
Cまとめ買いが多いのでお徳用な商品(お菓子のファミリーパッ クなど)
D手軽に調理できて低価格なもの(レトルト系?野菜一品を混ぜて作れる)
Eお昼の温かいお弁当(ボリュームのある)
F幼い子供が安心して食べさせられる商品(子供中心メニュー)
G若年層は情報に敏感で左右されやすいので新商品や話題性(TV)の商品
Hひじきなどの煮物類などの手のかかる商品を惣菜コーナーで豊富に販売
I惣菜で夕飯に使える本格的なメインになる商品
J季節限定商品など珍しい商品
K面倒くさくないように加工した商品(焼くだけ・煮るだけ・揚げるだけ)
L入学卒業式などのイベントの日にはファミリー寿司やオードブルがほしい
M料理のレシピ紹介
N買い物中に子供が遊んでまっていられる場所があれば
このアンケートで特に赤字で記載している部分は、時間的に余裕がない主婦(働いてる主婦)である。
また、これから先の若者層は、料理をしない方向、故に調味料などが売れなくなるのではないかと予測される。それよりも作ってある惣菜商品や揚げたり温めたりの冷凍食品がこれからの売り込み商品になるのかとアンケート結果から伺える。
今後、高齢者比率があがっていく中で高齢者対応の販売も充実していかねければいけないが、確実に売上げをあげていくには、大型スーパーセンターに移行してしまった『客単価の高い若年層を取り戻す』ことである。
若年層が離れていった理由が私どもがその年層に対しての売り方が無知であった(アンケート結果)ことによるものである。
若年層家庭が買いたい品揃えを強化することで近場のスーパーを冷蔵庫として使っていただけるのではないか?
このアンケートを中心に年輩層と若年層にあう売り場作りに徹底していけばいいと考える。両方のモニターも募集していき情報交換も実地していく。