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□旧拍手置場2
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スイティアが小さくなりました。


「……」

「おや、やっぱり僕の発明は成功だったようだね」

「……この際お前はどんな研究してんだとか、何人様の妹を実験台にしてんだよとか言わない。グッジョブビリー……!」

「まさか君からグッジョブなんて言葉が聞けるとは思わなかったよ、セーヴァ」

「スイティア……昔のままだ……!」

「うん、今の君が若返ったスイティアを抱きしめると親子みたいだ」

「十歳……いや、七歳くらいか?スイティア、俺が分かるか?」

「おにーちゃん?」

「よしっ!」

「(やっぱり老けてないんだね)」

「ビリー、これはどうすれば元に戻る?」

「薬の効力が切れるまで。あと一時間くらいかな」

「じゃあとりあえずこのまま俺の執務室で匿うとして、問題は……」

「セーヴァ!カタギリがスイティアに面白い薬を飲ませたと聞いたんだが!」

「手遅れだね」

「何でこうも空気が読めないんだ、グラハム」

「それは褒め言葉か?」

「そう受け取ったなら俺はお前に素晴らしい耳鼻科と精神科の医者を紹介しよう」

「ほぉ、彼女が若返ったスイティアか」

「スイティア、見るな。あれは危険なロリコンだ」

「ろりー?」

「失礼な。私がこんな幼い子供に劣情を抱くと思うのか?」

「「思う」」

「君達は今まで私の何を見て来た?」

「散々見て来たからこその判断だ」

「おにーちゃん……だぁれ?」

「あぁ、私はグラハム・エーカー。君のお兄さんの友人だよ」

「グラハム、しゃん?」

「(きゅんっ)スイティア!!」(抱き着き)

「渡すか!」(奪い取り)

「横恋慕とは見苦しいぞ、セーヴァ!」

「今のは保護者として当然の行動だ!このロリコン!七歳に欲情すんな!」

「愛を追求するからこその行為だ!何が悪い!?」

「七歳を相手に追求するから悪いんだよ!上層部に告発すんぞ!」

「フッ、事が進めば上層部の手には負えなくなるさ!」

「単に警察沙汰って事だろ!カッコつけんなロリコン!」

「五月蝿いシスコンが!」

「(あー盛り上がってる盛り上がってる)スイティア、とりあえず僕と研究室に逃げようか」

「はぁい!」

「うん、良い子だ。スイティアはあんな大人になっちゃダメだよ?」

「おにーさんは?」

「僕を見習ってもダメかな。あ、スイティア、僕の名前はね、ビリー・カタギリ。分かるかい?」

「ビリーしゃん!」

「(マズイな、グラハムの気持ちがよく分かる)」




ちびっ子の魅力には勝てません。












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