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□プロローグ
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私がどんなに酷い目にあったとしても
結局それは私ひとりにあった事でしかなくて
何事も無かったかのように世界は廻って
変わることのない日常で毎日のサイクルがある
変わってしまったのは私だから
私が自分で乗り越えるしかなくて
何がなんだろうと廻ってるのよ、世界は
そんな非常な世界で生きる私たちはそのことを知った上で生きなきゃいけない
でも人間は忘れて、思い知らされて忘れて思い知らされて、を繰り返して
大切を見つけて守ろうと生きていくんだと
この世界に来て知った
どんなに世界が変わってしまっても
世界に飲み込まれそうで怖くても
世界に怯えて辛くなってしまっても
良くも悪くも
この世界での居場所を見つけられたから
生きていけるということを知った
どんなに世界が無情でも、
世界はそれでも廻る
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