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□05 対面
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で最初に名乗ったのは少年だった
(て言うか菊丸が「おちびからね」と言ったからそうなっただけだけど)
少年は菊丸を押し退けてからふうと一息ついてから口を開いた
「…越前リョーマ」
『越前か、宜しく越前』
「俺、1年なんで名前で良いっスよ」
『うえ!1年生!?気づかんかった…わかったリョーマな!』
にこりと微笑む、とリョーマも口元を緩めて笑ってくれた
(あ、可愛い…にしても周りがデカイからかなリョーマが小さく、で綱吉達までも小さく思えるわ…まあ、大きくはないんだけど)
次に口を開いたのは黒髪短髪君とバンダナ君だった
「俺、桃城武っス。桃ちゃんでも桃でも気軽に呼んで下さい」
『了解。桃ね!下の名前だったら困ってたは、元中にも武って言う友達いたから』
「そうなんスか。逢ってみたいっスね」
『なんか似てるから、すぐ仲良くなれるな、きっと。で君は?』
「…海堂薫」
『海堂か!宜しくな』
「…っス」
個性が強いけど、皆真面目で真っ直ぐな目ばかり
次に口にしたのは海堂の隣に座っていた眼鏡の人だった
「乾貞治だ。君のデータは面白そうだ。取らせて貰うよ」
『?乾はデータマン?』
「そうだ。だから観察させてもらうよ。君のその優れた洞察力、非常に興味がある」
『まあ、役に立つならどうぞ』
(マフィア関係にはデータマンって…ヴェルデくらいだからな。新しいタイプだと思う)
次は隣の優しそうな人短髪さんにあの髪型が不思議な菊丸を英二と呼んだ人
「俺は河村隆。タカさんって呼ばれてるかな?」
『んじゃ、タカさんで!』
「俺は大石秀一郎。副部長をやってるんだ」
『大石副部ね!宜しく』
(大石の髪型って骸並に不思議だ。どうやってその形にしてるのぉお)
でそこまで行くともうすでに名乗っていた三人が簡単に名前を言って終了
そして最後に女の子の声が入った
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