□07 休日
2ページ/4ページ







『にしても、勢揃いしてんね。骸までいるとは。』

「クフフ、やはり気付いてましたか。召集されれば僕だって来ますよ。」

「僕は来て欲しくなかったけどね。」



骸は凪の身体に同調しながらの集合。

にしても、相変わらず恭弥と骸は仲が悪い。

すでに戦いが勃発しそう。




「ちょ、ふたりとも!」

「ハハッ、相変わらずなのな。」

「チッ!10代目の手を煩わせんじゃねェよ!」

『綱吉は大変だな。』




そういえば、綱吉は止めてよー!と少し情けない声を出した。

瞬間にリボーンに跳び蹴りを食らう。ご愁傷様…




「そんなことより極限に心配したぞ!急に並盛からいなくなるとは!」

『ごめんごめん。時間無くて了平には伝えられなくて悪かった。』

「わたしも、連絡無くて、不安だった…」

『大袈裟だなあ、みんな。』

「急にいなくなればそうなるゾ!」

『いやいやいや、たった4日離れただけだっつーの!』




そう突っ込めばまあ、そうか。と大人しくなる皆さん。

あ、ついでに言うと、この状態なら凪とも骸とも会話は可能だ。

凪の口から、クフフとか骸の声にはかなり違和感あるけど。

それをみて、あたしは口を開く。




『で?何で呼んだわけ?』

「報告に決まってんだろ!」

『隼人五月蠅いー、ンな事わかってるしー。』

「なっ…」

『何のために人が睡眠時間削ったと思ってんのさ!』

「え、もしかして朔寝てない!?」

『寝たよ、1時間半くらい。』




それ寝たって言わないよ!と綱吉が突っ込む。

でもしょうがないじゃん。このあいだの資料一つ一つの家にまで行って調べたんだし。

寧ろ褒めてくれー。っても、しゃーないか。

あたしは見てきた事を報告するため口を開いた。






!
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ