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□40 団欒
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「ひゃー!すっげーうまそーな匂いッス!」

「今日はー、ハンバーグに違いないぜぃ!」

「すげ!匂いだけでわかるの!?丸井くん凄いCー!」

「クソクソ丸井は食い意地張ってるだけだと思うぜ、ジロー!」




バンッと勢い良く入ってきたのは所詮お子様チームな赤也にブン太、慈郎に岳人の4人だった。

ただその4人が先頭だっただけで残りのみんなもぞろぞろと中に入ってくる。




「これは、凄いね。全部朔ひとりで作ったのかい?」

『まー、手伝ってくれる人は居なかったんでー?』




じとーっと恭弥とベルを見るが無視だった。うーん、だったらスクアーロか武を連れてきた方が楽だったかも。

うーんと悩んでいると桜乃と朋香が駆け足で近づいてきて謝ってきたので大丈夫だと頭を撫でてやった。




『席とかは別に決めてないんでお好きにどーぞ。序にメニューはハンバーグ野菜たっぷりポテトサラダフライドポテトコーンスープorコンソメスープだ。前にデザートとしてゼリー用意したんで欲しい奴はご自由に。』

「朔先輩。」




声が聞こえた方を見ると手招きしてるリョーマ。手招きって可愛いなとか思いながら隣まで行く。

するとリョーマが自分の隣の椅子を引いてポンポンと叩いた。




「先輩はここ。俺の隣。」

『っ…リョーマ、お前は何て…可愛いんだ!』

「うわっ、ちょ!」




不覚にも座ったままのリョーマ=上目遣い+椅子へのポンポンがキた朔はリョーマの髪をグチャグチャにするように撫でた。

それに慌てた声を出したリョーマに笑いながらリョーマに指定された椅子に腰掛ける。

後ろの椅子には綱吉が座っていて左右に隼人と武の隣にむすっとした恭弥、その向かいに了平 凪 ベル スクアーロが座っていた。

リボーンはおそらくザンザスのところ。あ、表記←無かったけどちゃんと夕食はザンザスに届けました。

ふとして前を見ると、こちらも埋まっていた。

右にリョーマに 国光 周助 桜乃 朋香。左に景吾に侑士 岳人 慈郎 亮 長太郎 若 崇弘。

向かいは一番右から弦一郎、赤也にブン太 雅治 柳、正面に精市で柳生、ジャッカルと続く。

とりあえず、水をゴクリと喉に通してからふう、と息をついて口を開く。




『じゃあ、感想聞かせて貰おうか。』




にっこりと聞けば国光を初めとする青学は若干俯き、目の前の精市は困ったような表情をした。

まあ、良いことは期待していないので、ん?と声をだして答えを促した。









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