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□00 プロローグ
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『ふわっ、眠…ん？これは…ハガ、キ…？』
始まりは、一通のはがき。
【もうすぐ、そっちに行く。】
始まりは、帰ってくるあの人。
『はは、相変わらず変わらないなぁ。この人も。』
始まりは、あのリング。
【ハーフボンゴレリング】
『本当に帰ってくるんだ。』
「っ！？…う"ぉぉおおい！何でだぁ、朔！」
「今のお前等じゃ駄目だ。」
「えぇっ！このリングって！」
「見ろ友よ、あれがオレのせがれだぜ…」
『バレるまで10日…いや、アイツが目覚めたなら…もっと早い。』
「犬と千種そして彼女を、凪…いや、クロームを頼みます。」
「…骸様が言ってたのは、あなたね…」
「本当の死ぬ気になるのは一瞬でいいんです。」
「偽物(フェイク)だ。」
『時間の問題だな。』
「招いていない客が思ったより早く来ちまったらしい。」
「やべーな、奴らより先に見つけねーと。」
「…朔。」
『…久しぶり、みんな。…ザンザス。』
「同じ種類のリングを持つ者同士の1対1のガチンコ勝負(バトル)だ。」
今、リング争奪戦が始まる…
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