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□キミとボクとキミと。
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夢....?

 ああ、出来れば夢であって。
 
でないとボクは...
 どうにかなっちゃいそうだ
 
 だって....

 
 こんなに愛しい貴方に
  抱かれているんだから....
 
    .........副長。
 

___________________

 
 「副長ー!!起きて下さいー」
 
 起床の時間。
 
 「起きてくださいってばー
 もう...俺だって忙しいんですよ」
 
 特に今日は忙しくもないけれど。
 
 布団のそばに寄る。

 かすかな副長の臭いがする..。
 
 
 やっぱり...昨日のは夢だったんだ...。
 
 
 「んぅー...」

 びくぅぅぅ!!
 
 な...なんだ 寝言か...

 ってΣΣ 可愛すぎ...!!
 
 .....どうしよう..///
 
 理性危ねぇぇぇ....

 そっと近づいてみる
 
 まったく起きない。
 
 口をそっと つけてみる...

「俺って...こんなに変態だったっけ」
                 
  副長の目が開く...

 あ。なんだか白雪姫の話みたいだ...

あの王子のキスで姫が目を覚ますってやつ
 
 なんて事を考えてる暇なんて

 あるわけもなく。

 「なんだ。山崎?」
 
 いきなりの どアップに流石の副長も
 
 驚いてた。 まぁそりゃそうだろ...。
 
「ははは...早く起きてくださいぃぃい!!」

「んだよ...んな大声出さなくていいだろ」
 
 副長のうざったそうな声に安堵する。
 
 よかった 見てなかった...
 
 でも...ちょっと残念。
 
 「お前...もしかして誘ってたのか?」
 
 クス... そんな笑い方にドキと
 
きたりした_って 今なんと?
 
 「だから...」
 
溜息をついたとおもったら
 
 いきなり世界が180度逆転した。

 「う.....わぁぁぁあ!!?」
 
 なにを思ったか、いつのまにやら

馬乗り状態。
 
 「え....えぇぇっと...あの...?」
 
 「だから 誘ってんただろ?」

 不適の笑みってこういうのを
 云うんだろうな って思ったり。

 「文句なら後で聞く。」
 
 「....!!? んぅ...っ」
 
 急な口づけ ...しかも深い...

 「誘った分の責任はとれよ?」
 
 だから誘ってない!!

「五月蠅い。」

 ああ。結局無理矢理ですか

 この変態め!!

......なんて 

  ちょっと嬉しかったりするわけで。

 

 でも。
 
 
 「ストップ!!!!!!」

 「....んだよ」

 「朝からはなしですよ!」
 
 当然だ。
  
 「んじゃあ......夜?」

 「........う......」
 
 それはそれで怖いけど...

 まぁ....とりあえず朝は回避成功と
  いうことにしておこうかな。

 「じゃ...また今夜来いよ?副長命令。」

 副長命令って都合がいいよなぁなんて
 
 思ったりするんだけど...


       ま いっか

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