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□警戒警報2(不佐久)
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PM11:35ー

ビミョー…。

宿題の問題が解けず鬼道に聞こうと勢いで出てきたはいいが、廊下の時計を見て我に返り佐久間は途方に暮れていた。

寝てる奴もいる時間帯でどうしようか悩むなぁ。

まぁ一応と思い鬼道の部屋まで行き少し様子を窺う。

「円堂ここで寝るな…。」

「う゛〜ん…。」

という声に固まる。

先客か…。
こりゃ無理そうだときびすを返す。

円堂に出会って鬼道は変わった。元々の性格だったのかもしれないが楽しそうだ。

ただ、一番の友人を自負していただけに少し寂しくもかんじるが…。

鬼道にとっては良かったと思っている。

「おい!」

げっ「不動…。」
すんでで、げっは飲み込んだ。

「それ、解んなかったのか?」

佐久間の抱えた教科書と問題集を指差す。

「そーだよ!」
つっけんどんに答えたが、不動は気にした様子も無く「教えてやろうか?」と言ってきた。
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