NOVEL

愛する君へアイリスを。
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「ねぇ、アキ?」
「んー?」
「なんで私が好きなの??」
彼女はいつでもいきなり聞く。
「なんでって・・・やさしいし、かわいいし。」
ほら、こんなことしかいえない。
「そっかぁ、嬉しいかも」
かもって何?なんて僕は言わない。
「好きでいてくれるんならなんでもいーや」
そう言って微笑むキミ。


どきどき、ふわふわ
不思議な気持ち。
うまいことは言えないけど、それじゃぁせめて・・・

「え!?何、そんなに見つめないでよっ;;」

僕はキミの笑顔を守るよ。
「ハル?」


「なななな・・・何!?」
「やっぱりいーや。」
「え・・・!?何それ!!!!」


するアイリスを―…
      

力が強いわけじゃないし、
頭がいいわけじゃないけれど、

僕はキミを大切にするよ?


ずっとずっと――・・・

END

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