06/09の日記
14：11
ネタ切れサーセン
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いつだって世界は濁っていた
吸い込んだ空気は煙たい
人は自然を殺して黒煙を焚いた
やがてそこに人が住めなくった
人は後悔し、誓った
二度と同じ過ちを繰り返さないと
皆が勇んで旅に出た
緑豊かな世界を求めて
数えきれない人の群れが死んだ大地を歩く
灰色の雲からは雨が降らない
人の希望は遥か地平線に見える青い空と緑の大地
人はその希望の地目指して果てしない距離を歩く
どれくらい時がたっただろう
人の数が数えられるようになった頃
ついに人は目の前に広がる緑の大地と青い空を見た
人は狂喜乱舞し、駆け出し、泣いた
残った人で力を合わせ木を切り、家を建てた
食べ物を得る為、生き物を殺した
子を作り、人が増えていった
多くの人が住む土地を求めて、緑を削った
効率よく生きる為に巨大な工場を建て、皆で働いた
そして豊かな大地に一筋の黒煙が立ち上った
僕らは人だった
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