私は魔女だった。
何回も死、そして生き、何人もの死を見てきた。
一体今、自分が何歳かもわからない。
ただ、分かるのは、お前よりかなり年上だということ。
お前とあえてから楽しかったよ。
マリアンヌ、シャルル、そしてV.V.
今思えばお前とこうして関わりを持つためには、彼らがいなければなかっただろうな。
そして、私が、彼らの下で、何の疑問も持たずにあの計画に賛同していたら、お前にギアスを与えることなどなかった。
こう考えれば、私が今、魔女ではなく、人として、あのシスターのように死ぬことなく生きているのは奇跡に近い確率だな。
今、笑っているのも、全部お前のおかげだ。
お前に礼を言うよ、ルルーシュ。
永遠の時を
生きていた私が、礼を言うなんて珍しいんだからな。
.