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□キミは小悪魔
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「な、なんで？」
「なんかさ、さっきアスマ先生に会って…」
『あ、アスマ先生!』
『よう、ナルト。これからどっか行くのか？』
『うん。カカシ先生んち行く途中』
『ああ……!…ナルト、お前も大変だな』
『そうでもないってばよ？なんで？』
『夜は寝かせてもらえないだろ？』
『っな…っ!』
『アイツは性欲絶倫だからなあ…』
『セーヨクゼツリン？』
『あー悪い、気にするな。じゃあな、ナルト。また今度風のチャクラのコツ教えてやるよ』
「…ってわけなんだってばよ」
「へえ…」
(あの熊野郎……覚えてろよ、アスマ…!!)
「(ゾクッ)」
「どうしたの、アスマ？」
「…いや、なんでもない」
「アスマ先生ってばゼツリン？の意味教えてくんなかったからさ、先生に聞こうと思って!!」
「あーオレもそれはちょっと…」
「教えてくんねーの!?それともオレじゃバカすぎて理解できねーとか言うのか!?」
「や、そういう訳じゃないんだけど」
「じゃあいーじゃんか」
「……無理」
「なんで？」
「…教育上よろしくないとでも言いましょうかね」
「…」
「……」
「…それってば、イチャパラとかイチャタクに書いてそうな感じ？」
(うん、その通りだよナルト君)
「…アハハ…まあ、…ね」
「…やっぱり」
「やっぱりって…」
「前に"性欲"なんてついてるしさ、どーせそんなことだろうと思ったってばよ」
「…お前、そんな考え誰から習ったの」
「え。カカシ先生」
「…」
「……」
「そんなこと教えてないよ」
「まぁ、そうかもしんねーけどさ」
「意味分かんないよ、お前」
「強制的に身体に教え込まれたっつーか」
「…」
「無理矢理抱かれたっつーか」
「…うん、ごめん」
「カカシ先生が謝ることじゃねーってばよ？１２歳で初体験は早いよな、って思っただけ」
「…ナルトさあ、根に持ってる？」
「そんなことじゃねーの!!ただあのときのオレによく先生のが入ったよなあ…って」
(明らかに根に持ってるよね、ナルト君)
「だからそれは悪かったって」
「オレってば昔のことは振り返らねー男！」
「おかしいよ。さっきまで明らかに振り返ってたよ、お前」
「気のせいじゃねーの？カカシ先生ってば三十路近いから!」
(…なんで今日のナルトはこんなに毒を吐くんだろうか)
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