―天地を越えて― book

□標的16 フゥ太
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『……?どうしたの、雪斗兄。』



珍しく部屋の外にいる自分の兄に訊ねた。
お風呂入った後か、お腹空いた時、など最低限しか部屋から出てこない。他には…朝、ぐらいかな。
ノートパソコンを目の前に、カタカタと何かを打ち込んでいる。指を滑らせ、カーソルを動かしたり…





「………とうとう、来たか。」



『来た、って…誰が?』



「…あのガキ、だよ…」




標的16 フゥ太
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