捧げ物

□ペットとご主人様を求めた訳じゃない!
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望んでいた物が手に入った。
しかも、それが自分の思うようにして構わないとなれば、今まで手に入らないと思って諦めていた分だけ、好きにしたい。
壊れるまで抱いて、狂わせてしまいたい。
自分に犯され、壊れて行く様を、すべて記録に残してしまいたいぐらいだ。
でも、もしかしたら、また、手に入らなくなってしまうかもしれない。
総帥は気まぐれだ。自分から鬼道を取り上げてしまうかもしれない。
なら、取り上げられる前に、たくさん抱いて、喘がせておきたい。
そう思った佐久間は、総帥がいない1週間の間、鬼道を自分の家に泊まりに来させることにした。



退屈な授業。面倒な部活。
そんなの、さっさと終わらないだろうか?そう思いながら佐久間は一日を過ごしていた。
早く、放課後になってくれればいい。そうしたら、鬼道を好きなように出来る。
どうやって、今日は抱こうか?どんな淫らな姿にさせようか?
昨日みたいにバイブを入れた姿にして、喘いでいるのを眺めてから、イかせてと言うまで放置してみようか?
両足を手首に縛り付けて、恥ずかしい姿にしたまま抱いてみようか?
それとも猿轡を付けさせ、四つん這いにさせて、後ろを散々犯してみようか?
カメラを大型テレビに繋いで、抱かれている姿を映し出してみようか?
媚薬で自分を誘うように仕向けてみようか?
つい、そんな事ばかり考えてしまう。
そして、そんな事を考えていると時間は過ぎ、放課後になった。


全員が帰るまで鬼道は練習をしていた。普段はあまり遅くまで自主的な練習が出来ないので今の内に少しでも練習しておきたかったのだ。
佐久間は、そんな鬼道を見て、今日ぐらいは待ってあげよう。どうせ、この後はずっと、休む時間も与えずに抱くのだから。そんな事を思いながら、鬼道が練習を止めるのを待った。


練習を終えた鬼道は、佐久間に半ば強引に連れられ、佐久間の家へと行った。
そして、佐久間は自分の部屋に鬼道を連れ込む前に夕食とお風呂を済ませた。
お風呂から上がり、鬼道をベッドに突き飛ばした佐久間は、どうしようかなと考えながら鬼道を見た。
怯えた赤い目が自分を見つめてくる。それがたまらなく嬉しくて、どういう風に抱こうかなんて、考えず、ただ、身体を繋げ、何度も鬼道の中に自分の熱を出したいと思った。

「鬼道さん、脚を開けて、あなたの恥ずかしいところを俺に見せてください。」

と、佐久間は言った。
すると鬼道は身体を震わせながらも、来ていたバスローブを脱ぎ、一糸まとわぬ姿になった後、自分の足首を掴み、脚を大きく開けた。
そして、

「ご、ご主人様。どうか、ここにご主人様のを入れて、気持ち良く、させてください。」

と、言った。
すると佐久間はチューブを鬼道の孔に入れ、中に粘着質な潤滑剤を流し込む。
ぬるりとした冷たい感触が中に入ってきた。慣れない感覚に鬼道は思わず身体を仰け反らせながら、声を上げる。

「あ、ああ。な・・・・・・に?」

「待っててくださいね。すぐに中を慣らして、俺のを入れてあげますからね。」

と、言って佐久間は指を鬼道の中に2本入れ、中を広げていく。
いきなり指を2本も入れられた鬼道は苦しさで、呻く。
しかし、次第に中を広げていく動きに慣れ、逆に気持ち良さを感じ始めた。

「ぁぁ、ご主人様。も、もっと、奥に・・・・・・ああ、気持ちイイ、です。」

「じゃあ、指でイってみます?イけるかわかりませんけど。」

と、言いながら、佐久間はさらに指を奥へと進め、内壁を擦っては鬼道を弄ぶ。
鬼道は自分の中にある佐久間の指を締め付けながら

「ああ、もっと、指を増やして、指で、イかせて、ください。」

と、懇願した。
佐久間は一度指を抜いてから、もう一本指を増やして鬼道の中に入れ、中をさらに広げていく。
3本の指が全く違う動きをしながら中で蠢く。ゆっくりと時間をかけて中を広げられ、じわじわと身体が佐久間を受け入れれるようになっていく。

「じゃあ、だいぶ広がったし、指でイけるか、試しましょうね。」

と、言って佐久間は指をぐぐっと奥へ押し込んだ。
すると鬼道のソコは佐久間の指をあっさりと飲み込み、強く中を締め付ける。
佐久間は、締め付けている中から、指を抜こうとして、内壁を擦った。すると、鬼道は

「あ、んぁ。」

と、声を上げ、体をくねらせた。
それを見た佐久間は、指を抜き差ししながらも、鬼道が感じるか所を探っていく。
そして、ある部分が指に当たると

「アアぁ、ああ、もっと、そこを。」

と、声を上げながら鬼道が喜んだ。
佐久間は、鬼道の声をもっと聞きたくて、その場所を何度も指で突いたりして、弄った。
その場所に触れる度、鬼道は嬉しそうに喘ぎ声を上げ、もっと、とねだる。
そして、散々そこを弄っていると、鬼道はイきたくて堪らなくなったのか

「ご主人様。あぁ、どうか、自分で、する事を、お許し、下さい。」

と、佐久間に言った。
すると佐久間は使っていない方の手で鬼道の昂りを握って、

「なら、してあげますよ。」

と、言って鬼道の昂りを扱いて行く。
中と外を同時に責められ、鬼道は絶え間なく甘い声を上げ続け、もっと、もっとと佐久間にねだった。
佐久間は鬼道がねだる度に激しく扱いて行く。

「あぁぁ、もう、イく。我慢、出来なぁ、アぁぁァァァ!」

と、声を上げながら、佐久間の手に白濁をかけ、一度目の絶頂を迎えた。
しかし、佐久間は鬼道が絶頂を迎えても手を休めようとはしない。

「ごしゅじ、様。どうか、ご主人様の・・・・・・硬い棒を中に。」

「指はダメですか?」

「ぁぁ、どうか、ご主人様を、入れ・・・・・・ぁ、さぃ。」

と、鬼道が言うと佐久間は手で鬼道の昂りを扱くのを止めて、中に入れていた指を抜いた。
そして、鬼道の声だけで勃起した自身の昂りを手で持ってから、鬼道の孔にそっと添えたかと思った次の瞬間に一気に中へと押し込んだ。

「あぁん、熱い。」

「気持ちイイですか?」

「ハァ、ィ。」

「なら、どうして欲しいか、教えてください。」

「動いて、下さい。動いて、俺の中、たくさん・・・・・・ご主人様で、満たして。」

と、鬼道は言った。
佐久間はどうしようもない高揚感を味わいながら、激しく動いて行く。
動くたびに中が激しく擦れ、指では当たらないような場所を突き、鬼道に激しい快感を与えた。
鬼道は、佐久間が与えて来る快楽だけでなく、自分でもより、快楽を得ようと身体を激しく動かした。

「あぁぁ、もっと、はぁぁん。もう、イチャ・・・・・・。」

「まさか、また、俺より先にイくきですか?」

そう言いながら佐久間は、片手で鬼道の昂りを握り、熱を塞き止めた。
鬼道はもう少しで得られたはずの快感を塞き止められ、痛みに苛む。

「ィ、イぁ。イかせて、下さい。ご主人様、イかせて、ください。」

身体を動かしながらも、嫌々をするように首を横に振りながら、鬼道は懇願した。
佐久間はそんな鬼道に冷笑を向け、

「ペットのくせに、俺より先に行くなんて許しませんよ。ほら、我慢して下さい。」

と、言って、動きをゆっくりにした。
得られる快楽が少なくなった鬼道は

「ィぃ、あぁ。イきたい。ご主人様。・・・・・・意地悪、しないで。お願い、です。」

と、言いながらさらに激しく身体を動かした。
佐久間は、こんなにも鬼道が快楽に溺れ、自分を求めてくる事が嬉しくて、もっと、身体を弄んで、自分を求めさせたかった。
どれだけ焦らせば、鬼道は壊れてしまうのだろう?
そんな事を考え、押し込んでいた昂りを抜き、鬼道をイかせないようにしたまま、片手で自分の昂りを扱いて行く。

「ぁぁ、俺が、口でご奉仕、しますから。だから、お願いします。」

「何をお願いするんですか?」

「っツ。イくのを、お許し、下さい。なんでも、しますから。だから、早く、イかせて下さい。」

自身の昂りを扱くとを許されず、佐久間の昂りを抜かれた事で出来た空白を埋めるため、鬼道は自分の後ろを弄りながら言った。

「誰が、そこを弄って気持ち良くなっていいなんて言いましたか?」

「ぁ、あ、ごめんなさい。でも、我慢、出来ない。」

「そうですか。なら、俺が出した後にイかせてあげます。」

そう言って佐久間は、鬼道と再び身体を繋げた。
指では得られない圧迫感と快感に鬼道は身体を逸らし、歓喜の声を上げる。
鬼道は、中に入れられた昂りをより感じるかのように、中を締め付ける。
すると、気を良くした佐久間は、さっき以上に激しく身体を揺り動かした。鬼道は、さっき以上の動きにより一層の快感と苦痛を味わう。

「ご主人様、好き。ああ、もっと、して・・・・・・。」

そう言いながら鬼道は、佐久間の首に手を回してしがみ付く。
激しさが増す動きに、鬼道はしっかりと付いて行く。
そして、佐久間は鬼道の中に、熱い物を注ぎ込むと同時に、鬼道の昂りから手を離した。
与えられた開放感と佐久間の熱で満たされ、快感の余韻に浸る鬼道。
しかし、たったそれだけの行為で止める気にはなれない佐久間は、再び身体を動かし、もう一度快楽を得ようとする。
鬼道も、再び快感を得るべく、佐久間の動きに合わせ、身体を揺り動かした。
そんな風に身体を重ね合う夜を二人は繰り返して行く。
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