イナズマイレブン

□ある日の夢
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戸惑ってるうちに俺は、なんというか、まあ、明らかに怪しいというか、どう見てもラブホとしか言えない、ホテルに朝から連れ込まれた。
えっと、どこでどう間違ったら、朝から俺、こんな目に遭うんだ?
てか、女に突然なってる時点で何かがおかしいよな・・・・・・。

「次郎。そんな所につっ立ってないで、こっちに来いよ。」

そう言って鬼道さんは立ち上がってから、俺の手を引いてベッドの上に座らせた。
ヤバい、これは、もう、逃げれない気がする。
まあ、連れ込まれた時点でアウトだなって、気はしてたけどな。

「今日はやけに昔を思い出させる態度ばかりをとるな。もしかして、いつもと趣向を変えて、昔みたいにされたくなったか?」

と、鬼道さんはキスするギリギリまで顔を近づけながら言った。
ああ、凄く顔が近いから、鬼道さんの目が良く見えるな。
って、喜んでる場合じゃないぞ!なんと言うか、雲行きが怪しい気がする!
まず、その何か企んでますよ的な笑顔が何よりの証拠だ!

「やっぱり、毎日するだけじゃ、物足りないと感じてたんだろ?だから、昔みたいに痛くされてから、気持ち良くなっていくような、激しいのをして欲しくて、こんな風に俺を誘ったんだな?」

待ちましょうよ!
何を勝手に解釈してるんです!!
てか、一体どんな酷い事をあなたは俺にしていた事になってしまっているんですか?!
そして、俺の意見を完全無視する気で、詰め寄るのは勘弁して下さいよ。

「ほら、マネージャー。俺がサッカーに打ち込めるように、欲求不満を解消させてくれよ。」

そう言って鬼道さんは、軽い脱走を試みた俺を後ろから抱きしめ、服の上から胸を揉んできた。
そのうえ、俺が自力で立てなく成るように、耳に息を吹きかけたり、甘噛みしてきた。
つうか、俺、帝国でもマネージャーだった訳か?
矛盾してるぞ。確か帝国はマネージャーは存在しないはずだったんだから。
そんな妙なオプションはいらんだろ、とか言って、総帥が入れさせてくれなかったはず。
どうなっているんだ?
あ、でも、鬼道さんが記憶捜査されてるんだから、そう言う矛盾もありか。
そして

「お断りさせて欲しいです。」

と、つい、そんな事を言ってしまう俺に鬼道さんは

「ダメだ。それに、断る権利なんてないだろ?こう言う事させるのを条件に、サッカー部への入部が許可されたんだからな。」

そう言う設定になってるんですか。
てか、そこまでして何故、俺がサッカー部に入りたがっていた設定になっているんでしょうね?
っち。設定作った源王かアフロディーめ、後で覚悟しとけよ。

「今日も可愛い声で鳴いてくれよ。俺の可愛いマネージャー。」

俺、鬼道さんの物前提なんですね・・・・・・。
いや、別にいいですけど、なんか、源王とかが作った割には、設定がおかしい気がしてきたぞ。
は!まさかの夢オチとか?
そんな淡い期待を抱いて、俺はこっそりと身体をつねってみるけど、痛いだけで、目覚める気配なし。
だよな。夢だったら、こんなに温かいとか感じないし、耳とか甘噛みされた感触がリアルな訳ないよな。

「ああ、せっかくだからノルマを出そう。そうだな、10回でいい。10回言えたら、痛いのは止めて、気持ち良くしてやるよ。」

何を!というか、なんなんですか、そのノルマって!!
それに、ノルマクリアとかそれ以前に俺、何を言ったらいいか分からないんですけど?
そして、戸惑ってる俺の服を全部脱がすの止めてくださいよ!!抵抗する暇もなかったじゃないですか!!
でもって、ベッドにいきなり突き飛ばされた!
で、俺を突き飛ばした鬼道さんは、ズボンのウエストを緩めた後、すでに勃ってしまっているアレを出した。
え?まさか、いきなり入れたりする気ですか?
それ、絶対痛いですよね?

「あ、あの、鬼道さん。」

「怖くなったか?でも、ま、10回言うぐらいすぐなんだし、たまにはいいだろ?泣きながら許してって言うお前を久々に見るのも悪くはないしな。」

と、言って鬼道さんは俺が講義を上げる前に、俺の脚を開けさせて、俺の中にアレをゆっくりと入れて来た。
潤いがないままで急に入れられたせいで俺は、激しい痛みに悲鳴に近い声を上げながら、身体を仰け反らした。
無理あり過ぎだって。凄い、痛いし。

「痛いだろ?ほら、いつもみたいに言ってくれたら、気持ち良くしてやるから。」

泣きじゃくりながら、痛いと呟く俺の頬を撫でながら、鬼道さんは言った。
ヤバいぐらい痛い。
こんなの嫌なのに、どうやったら止めて貰えるか分からない。
苦しくて、痛い。なのに、鬼道さんは容赦なく俺の中に入ってくる。
どうしよう?どうしたらいいんだ?

「こんなに泣いたりして、可愛いな。」

痛みで流れる俺の涙を指で拭いながら、鬼道さんは言った。
お願いだから、止めてください。
俺、どうしたらいいか、分からないんです。痛くて、苦しいのを、どうしたらあなたは、止めてくれるんですか?

「本当に、昔を思い出すな。どれだけ俺が強要してもお前は、なかなか言ってくれなかった。」

「ぅ、う。止めて、くだ、さい。」

そう言って俺が苦しそうな声を出すと鬼道さんは俺の唇を奪い、口の中に舌を入れて来た。
柔らかい鬼道さんの舌が俺の舌に絡まりながら、卑猥な水音が立つようなキスを交わした。
つなげられた部分の激しい痛みと、口の中に広がる甘い感覚と、柔らかい舌の感触。
俺は、そんな二つを同時に感じてしまい、訳が分からなくなっていく。

「ほら佐久間、愛してるって言って。そうしたら、もっと、お前が好きな事してやるから。」

唇を離した鬼道さんは俺にそう言った。
ああ、なんだ、普段から思ってることを口に出せばいいだけだったんですね。
そんな言葉、こんな事をしなくてもいくらでも言えるのに・・・・・・。

「愛して、ます。鬼道さんの事、愛してます。」

「いい子だな。さ、あと8回言えば、今日はもう、酷い抱き方はしない。」

そう言われ、俺は鬼道さんに愛してると言った。
愛してるという度に鬼道さんは、嬉しそうな表情をして、痛みで流れる俺の涙を何度も拭ってくれた。
そして、言い終わった後、俺との繋がりを解いてくれた。
それでも、まだ身体に痛みは残っているし、身体の中に妙な空洞ができたみたいな、喪失感がある。

「じゃあ、ちゃんと慣らしてから入れるからな。」

優しく俺の頭を撫でてから、鬼道さんは俺の身体に愛撫を加えて行く。
ゆっくりと優しいく俺の身体を撫でまわし、無理に広げられた蕾を今度はゆっくりと解して行き、中をぐちゃぐちゃにして行く。
そして、俺の身体がちゃんと鬼道さんを受け入れれるようになってから、鬼道さんは再び俺の中に鬼道さんの昂りを入れた。
今度は、全然痛くなくて、気持ち良くて、凄く、変になりそうだった。

「佐久間、気持ちイイ?」

「ぁぁ、はぁぃ。」

「なら、動くからな。今度はちゃんと合わせるんだぞ。」

そんな鬼道さんの言葉に俺は素直に頷いた。
それからは、もう、本気でヤバいぐらい気持ちイイ思いばかりさせられて、俺は鬼道さんにしがみ付きながら、鬼道さんの動きに頑張って合わせたんだ。
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