銀魂 銀沖

□銀さんの平和な戦い
1ページ/3ページ



『キャー!沖田さーん!!』
『可愛い!!あ!!!コッチ見たわよ!!』
『いいなー!沖田さーん!コッチ見てー!!』


最近、街を歩くとこんなんだ…。
今は 旦那といるから ぼのぼのしたいのに…。
そういえば 土方さんが騒いでたなぁー…。

【新選組で1番カッコいいのは総悟なんだとよ。
 TVでやってた。よかったな。】

…って。


まぁ、悪い気はしないですけどねィ…。

ただ…、


オレじゃなくて…、
旦那が 拗ねちゃうんでさァ…。


「沖田君。オレ、歩くのダルくなったから、
 先 帰るね。」


旦那はにっこりと微笑み、スタスタと歩いていってしまった。


「旦那、ちょっと 待ってくだせ…うわっ!」


旦那の方に 歩いていくと、
さっきまで キャーキャー騒いでた奴らが
オレにまとわりついて来た。


『ホント沖田さんって 可愛いー!!』
『ちょ、ずるいわよ!??』
『離れなさいよー!』


___あーウゼ。
女じゃなかったら殴ってたな。


「ちょ、どけてくだせェ。
 怒りやすよ?」


『そんなコト言わないでよぉ♪
 もっと 楽しみましょ??』


「だから ジャマだって!!」


あ…。つい 大声を出してしまった。
でも、コレぐらいが いいか…。


『…沖田さんって そんな人だったんだァ〜…。』
『ま、所詮顔だけなのよ。』
『さ。とりあえず いきましょう?』



何だったんだ??
急に 怒って帰り始めたぞ??


…ま、いっか。


はやく、旦那の所に…。



次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ