銀魂 銀沖
□銀さんの平和な戦い
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『キャー!沖田さーん!!』
『可愛い!!あ!!!コッチ見たわよ!!』
『いいなー!沖田さーん!コッチ見てー!!』
最近、街を歩くとこんなんだ…。
今は 旦那といるから ぼのぼのしたいのに…。
そういえば 土方さんが騒いでたなぁー…。
【新選組で1番カッコいいのは総悟なんだとよ。
TVでやってた。よかったな。】
…って。
まぁ、悪い気はしないですけどねィ…。
ただ…、
オレじゃなくて…、
旦那が 拗ねちゃうんでさァ…。
「沖田君。オレ、歩くのダルくなったから、
先 帰るね。」
旦那はにっこりと微笑み、スタスタと歩いていってしまった。
「旦那、ちょっと 待ってくだせ…うわっ!」
旦那の方に 歩いていくと、
さっきまで キャーキャー騒いでた奴らが
オレにまとわりついて来た。
『ホント沖田さんって 可愛いー!!』
『ちょ、ずるいわよ!??』
『離れなさいよー!』
___あーウゼ。
女じゃなかったら殴ってたな。
「ちょ、どけてくだせェ。
怒りやすよ?」
『そんなコト言わないでよぉ♪
もっと 楽しみましょ??』
「だから ジャマだって!!」
あ…。つい 大声を出してしまった。
でも、コレぐらいが いいか…。
『…沖田さんって そんな人だったんだァ〜…。』
『ま、所詮顔だけなのよ。』
『さ。とりあえず いきましょう?』
何だったんだ??
急に 怒って帰り始めたぞ??
…ま、いっか。
はやく、旦那の所に…。
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