暝夢への誘い
□想い人(馬超視点) □
2ページ/5ページ
「おはよう、子竜。」
「も、孟起っ…!
おはよう…ございます。」
廊下で子竜に会った。
今日は休日だから子竜の姿も、いつもの鎧ではなく薄色の衣の普段着。
髪も結ってない。
「私っ、諸葛亮殿に呼ばれているので…失礼しますっ!!」
「あ、あぁ。」
子竜は俺に挨拶をするなり、走って何処かへと行ってしまった…。
俺はもっと話したかったんだが、最近の子竜は俺に対しての態度が何処かよそよそしくて…
すぐに俺の前から去って行く。
…要は避けられてる気がするわけだ。
俺は何か子竜に嫌われる事をしただろうか?